10/11/18 16:27:33 Y2Lrs4kmO
“では現実にはどうだったのかといえば、イスラム教の開祖ムハンマドは５０代で９歳の妻アーイシャとの結婚を完成させ、
武将前田利家は２２歳のときに１２歳のまつと結婚し、画家ポール・ゴーギャンは４３歳で１３歳の少女と結婚している。
作家エドガー・アラン・ポーは２７歳のときに１４歳の従姉妹ヴァージニアと結婚したし、
数学者ラマヌジャンが２２歳のときに結婚したのは９歳の少女ジャーナキで、喜劇王チャーリー・チャップリンは２８歳のときに出会った１５歳のミルドレットと翌年結婚した。
このように有名人に限定しても時代を問わず皆少女と恋愛をしてきており、かつ社会制度としての結婚が許されていたのだから、少女愛は歴史的にも社会的にもごく最近に至るまで普通のことだったとわかる。
古代インドの性典カーマスートラには幼少女との性愛について書かれているし、前世紀後半になってようやく市民権を獲得した同性愛が聖書で明確に罪と記されている一方で、少女愛を非難する記述はそのどこにもない。
そもそも聖母マリアでさえ、１４歳、一説には１２歳で老人ヨセフと結婚している。かつてこの国を席巻したナチスは、ユダヤ人やロマや障害者や同性愛者といったあらゆる少数派を弾圧したが、その迫害の対象にさえ少女愛者は含まれていなかった。
そして、こうした事例を述べた上で彼は、今より食料事情が厳しく発育が悪く医学も未発達で教育水準も低かった過去に少女との恋愛が当たり前に行われていたのに、
食料豊富で医学も発達して教育水準も上がっている現代の先進国で、大人と恋愛をするには身体的に未熟だとか判断力が低いとする少女の年齢をこれまでそうしたことが許されてきた過去より引き上げているのは、
進化論に反した非科学的、非論理的な主張であるとして、近年の少女愛批判は歴史の捏造ではないかとさえ述べたのだった。”
（『世界で一番美しいのは七歳の白雪姫だ、と魔法の鏡は言った』より）