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「誘惑して壊す」小沢氏手法、海部氏が酷評
半世紀にわたり衆院議員を務め、昨年引退した海部元首相の
回顧録「政治とカネ」(新潮社)が17日に刊行される。冒頭、
「隠し立てなくありのままの出来事を書く」と宣言しているように、
権力闘争の裏側が赤裸々につづられている。
海部氏は初当選後、クリーンな政治を旗印とした
三木武夫氏(元首相)を慕って自民党三木派に所属した。
ただ、三木氏も「三角大福」が争った1972年総裁選(三木氏は敗北)で
「各派閥にカネを配った」と暴露。「受領した人々が約束を守っていれば、
三木氏の票はもっと伸びた」と述懐している。
小沢一郎元民主党代表に関する記述も豊富だ。首相当時、
自民党幹事長だった小沢氏が「みこし(首相)は軽くてパーがいい」と
侮辱的な発言をしたと報道された。真偽をただすと、
「言った覚えはない。書いた記者を呼びつけましょう」
と釈明したエピソードを紹介。
小沢氏の政治手法については「誘惑してその気にさせ、壊す」と酷評している。
(2010年11月17日07時57分 読売新聞)
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