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宮城県岩沼市社会福祉協議会の元課長(53)=10月29日付で懲戒解雇=が「赤い羽根共同募金」の
預かり金492万円を着服していた問題で、元課長側が市社協に対し「刑事告訴を見送ってほしい」とする
内容の要望書を提出していたことが16日、分かった。
市社協によると、要望書は2日、元課長の代理人弁護士を通じ郵送で届いた。要望書で元課長側は
(1)着服金は親族が全額弁済している(2)懲戒解雇という重い処分を受けている―などとして、
刑事告訴の見送りを求めているという。
要望書を提出した理由について元課長の代理人は「本人が告訴してほしくないと強く望んでいる。
弁済によって実害は解消されており、社会的な制裁も既に受けた。着服した金の使い道は本人が
社協に説明したと聞いている」と説明している。
市社協は元課長の懲戒処分を決めた10月28日の理事会で「着服された金の行き先が不明で、
これ以上の調査は困難」として刑事告訴に踏み切る方針を決めている。市社協の鎌田健一会長は
「告訴手続きをお願いする弁護士によく相談して対応を決めたい」と話している。
河北新報 東北のニュース/「刑事告訴しないで」 着服の元課長が要望書 岩沼市社協
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