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山口大の研究費不正経理問題で、山口地検は大量のパソコンやデジタルカメラを偽装購入したとして懲戒解雇された
大学院理工学研究科の元教授(63)について、近く詐欺容疑で強制捜査に乗り出す。
関係者によると、元教授は地検の任意聴取に対して私的流用を大筋で認めているが、
地検は全容解明のために関係先の捜索などが不可欠と判断した模様だ。
大学の内部調査によると、元教授は2004~09年、
業者に指示してパソコンやデジカメなど計869点(総額約1億3000万相当)を納品させ、
実験用の別の器具を購入したように装って代金を大学から業者の口座に振り込ませていた。
大学は、このうち約7000万円分を元教授がだまし取った疑いがあるとみて、6月に詐欺容疑で地検に告訴していた。
これまでの地検の聴取に対し、元教授は偽装購入した物品について「インターネットなどを通して転売した」などと話しているという。
また、大学の調査に対しては、デジカメなど約2000万円相当についての私的流用を認めていたが、
それ以外については「実験に使って捨てた」などと説明していた。
山口大はすでに元教授を懲戒解雇しており、ほかの不正経理などに関与した25人の教授らを停職などの懲戒処分にしている。
ソース 2010年11月16日07時17分 読売新聞
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