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2010年11月10日、中国のリーダーが最近頻繁に海外訪問しているのは米国を孤立させる
ため、と論じた記事が中国のブログサイト・環球博客に掲載された。以下はその概略。
胡錦濤・国家主席が4日、フランスを訪問し、サルコジ大統領が夫人同伴で空港まで出迎
えるという異例の歓待を受けた。フランスは中国の経済力が必要。双方は総額200億ドルを
超える10数項目の契約書にサインしたほか、「国際的な難題」に手を携えて対応していくこ
とで合意した。この「国際的な難題」が米国を指していることは言うまでもない。胡主席は
ほかにポルトガルも訪問している。
呉邦国・全国人民代表大会常務委員会委員長(国会議長に相当)は4日からカンボジア、
インドネシア、タイを訪問。賈慶林・中国人民政治協商会議全国委員会(全国政治協商
会議)主席はシリア、ポーランド、オマーン、カザフスタンを訪れ、「中国は一貫してアラブ
諸国を良き友人、良き兄弟だと思っている」と言って回った。このほか、李克強・副首相も
オーストラリアの副首相と会談を行っている。
彼らはほぼ同時に複数の国を訪問したことになる。その目的は「中国の支持者」を増や
し、共同で「米国」という難題に立ち向かうためだ。APECでは人民元問題がやり玉にあが
ると予想されるが、米国がどんなに頑張ろうとも中国はこうした「コネ」をフル活用すれば、
危機を乗り切ることができる。
米国は6000億ドルの国債を追加購入する方針を発表したばかり。中国は人民元問題さえ
乗り切れば、あとは米国がこうしてどんどん墓穴を掘って行くのを見ているだけでよい。
この調子では米国の敗北はそう遠くはないだろう。(翻訳・編集/NN)
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