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11月12日(ブルームバーグ):海江田万里経済財政担当相は12日午後、
BS11の番組収録で、足元の円高について「円高の影響はこれから効いてくる」としながらも、
「日本だけではどうすることもできない」との認識を示した。一方で、中国はじめ新興国の通貨高など、
円の独歩高が急激に進んだ1995年との違いを強調した。
デフレ対策については「政府と日銀が同じ方向を向いていることを市場に理解してもらうことが大切だ。
日銀にはぎりぎりここまでできるということをやってもらいたい」と要請。
政府としては「国債に対してしっかりと国が減価させないメッセージが必要だ」と述べた。
海江田経財相はまた、「デフレ圧力がまだかなり強い時に消費税を上げると消費を冷え込ませる」と指摘。
消費税率の引き上げ時期については
「2011年度中に物価をプラスにし、デフレ克服宣言をした後の問題だ」と述べ、急ぐべきではないとの考えを示した。
一方で、政府が9月に決定した円高対策(9200億円規模)と今年度補正予算(5.1兆円規模)の国内総生産
(GDP)の押し上げ効果がそれぞれ0.3%と0.6%の計0.9%に上るとの試算も明らかにした。
ソース ブルームバーグ
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