10/11/12 10:01:37 uKrVQP/l0
子供の泣き声は、一番堪えるよな。現在、聴取されている保安官も、やっぱり家族の事を考えているに違いない。
今回、攻め手である筈の警察も、動きが鈍いし何だか遠慮しているよな。
何せ、法的に見ても守秘義務違反に当たるかどうか微妙な上、同じ日本人として気持ちは理解出来るんだろう。
この前、取材に対して警察幹部が「捜査させられている」と言ってたな。いつもならイケイケで「捜査している」「必ず検挙する」って息巻く警察だが、やっぱり疑問というか矛盾に直面しているんだな。
公務員である以上「上の命令に絶対服従」は、警官であれ海上保安官であれ自衛官であれ、教育課程で叩き込まれている訳だよな。
ただ、それと同時に「国民の生命・財産・権利を守る」事も、同時に叩き込まれている筈だ。
通常「上の命令」は「国民の生命・財産・権利を守る」為に発せられるから、矛盾も疑問も生じない。だから「上の命令には絶対服従」出来るんだよな。
でも、今回は、この二つが対立する可能性がある。そこに警察の苦悩、更に言うなら検察の苦悩がある。
自分達の仕事って、違法かどうか微妙な人間を無理矢理逮捕する事だったっけ？国民の権利を守った男の子供を泣かせる事だったっけ？違うよな？どうしてこうなった？ きっと捜査官や検察官は、皆思ってるだろう。