10/11/11 22:36:12 0 BE:2194694988-PLT(12556)
ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で
中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。
手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、
そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを
見分けることさえもできた。
学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に
発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって
視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。網膜色素変性は、
眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。
外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小の
外部カメラとつなぐ「人工眼」の開発に取り組んできた。カメラが拾った光をプロセッサ装置を
通し、電気信号に変えて人工器官へ送信し、さらに器官から視神経へそのデータを
送って脳に映像を見せる仕組みだ。
*+*+ AFPBB News 2010/11/11[22:36:12] +*+*
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