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オーストラリアとの混同
オーストリアはしばしばオーストラリア(Australia)と間違われるが、
オーストラリアはラテン語で「南の地」に由来し、オーストリアとは語源的にも無関係である。
しかし、綴りや発音が似ているため、多くの国でオーストリアはオーストラリアと混同されている。
オーストリア大使館とオーストラリア大使館を間違える人もおり、東京都港区元麻布の
オーストリア大使館には、同じく港区三田の「オーストラリア大使館」への地図が掲げられている[1]。
2005年日本国際博覧会(愛知万博)のオーストリア・パビリオンで配布された冊子では、
日本人にオーストラリアとしばしば混同されることを取り上げ、オーストリアを「オース鳥ア」、
オーストラリアを「オース虎リア」と覚える様に呼びかけている。
両国名の混同は日本だけではなく英語圏の国にも広く見られ、聞き取りにくい場合は
"European"(ヨーロッパのオーストリア)が付け加える場合がある。しばしばジョークなどに登場し、
オーストリアの土産物屋などでは、黄色い◆型にカンガルーのシルエットを黒く描いた
「カンガルーに注意」を意味するオーストラリアの道路標識に、「NO KANGAROOS IN AUSTRIA
(オーストリアにカンガルーはいない)」と書き加えたデザインのTシャツなどが売られている。