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★公明・山口代表「予想以上に政権は厳しい」と倒閣の動き示唆
・公明党の山口那津男代表は11日昼の記者会見で、党の今後の対応について
「ただちに倒閣を目指すという判断を持っているわけではないが、予想以上に
菅直人政権の対応は厳しい様相をみせている。政権が国民の期待に応えることが
なければ、その後の展開に変化が起きてくることはないとはいない」と述べ、倒閣に
動き出す可能性を示唆した。
午前の党中央幹事会では、中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、政府・民主党が
馬淵澄夫国土交通相の責任を問わない姿勢を示していることに対して「仙谷由人
官房長官は『政治職と執行職の責任のあり方は違う』とあたかも責任の切断を
図るような言動をしているが、おかしい」と批判した。
同時に「今回の一連の事件は那覇地検の刑事事件処理も海上保安庁の対応も
政治判断に基づいて行われてきた。とすれば、最終的に政治職の側がきちんと
責任を担う必要がある。執行職の現場に責任を押しつけるやり方は許しては
ならない」と述べ、馬淵氏らの責任は免れないとの考えを示した。
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