10/11/11 07:16:26 0 BE:1234515694-PLT(12556)
神戸海上保安部の保安官が流出への関与を告白という急展開を見せた10日、海上保安庁には
激励の声が殺到した。同保安部や上部組織にあたる第5管区海上保安本部には電話や
メールが計900件超寄せられ、大半は「保安官は悪くない」といった意見だった。
一方、今回流出した映像が守秘義務の対象に当たらず、保安官は立件されないと
指摘する声も出ている。
「中国人船長は釈放で、保安官は罰するのかという意見は理解はできる。相当難しい判断に
なるだろう」。ある検察関係者は、立件に踏み切る姿勢を評価しながらも険しい表情を見せた。
保安官にかかる容疑は国家公務員法の守秘義務違反。問題の映像が「秘密」に
当たるのか疑問視する声は多い。同法は「職員が職務上知ることのできた秘密を
漏らしてはいけない」と規定。77年の最高裁決定は「実質的に秘密として保護するに
値するものをいい、国家機関が形式的に秘密指定をしただけでは足りない」との
判断を示している。
映像はすでに一部の国会議員に公開され、見た議員が衝突シーンを報道陣に説明するなど
内容はすでに広く伝わっている。ある検察関係者は「流出時に秘密だったと言えるかどうかは
議論の余地がある」と指摘。保安官が所属する神戸海上保安部は本来、映像に接する機会が
ない部署で、検察関係者は「職務上知り得たと言えるのかどうかという点でも
疑問が残る」と首をかしげた。
*+*+ Sponichi Annex 2010/11/11[07:16:26] +*+*
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