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オランダ政府の治水関係の官僚約20人が10日、先月の事業仕分けで廃止判定を受けたスーパー堤防(東京都江戸川区)を視察した。
オランダ側は「非常に正しい取り組み」「学びたい」などと同事業を絶賛。事業の継続をもくろむ国土交通省にとって「頼もしい援軍」となったようだ。
オランダは国土の約4分の1が海抜0メートル以下で、今後100年を見据えた治水事業を進めている。
「日本の治水対策を参考にしたい」として、同区内の荒川で部分的に完成している2カ所を視察した。
スーパー堤防は200年に1度の大洪水に備えようと87年に事業がスタート。総事業費12兆円を見込み、
首都圏や近畿圏の5水系6河川で整備中。7000億円近くを投じたが、整備率は5.8%程度にとどまっている。
視察に参加したオランダ・インフラ環境省の幹部らは「安全への投資も大事。(仕分けで)見直しを求められたが、
必要性が再認識され、取り組みが強化される可能性もあるのでは」と指摘した。
毎日新聞 11月10日(水)20時35分配信
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