10/11/11 01:48:22 0
★自民攻勢、「追い風」生かせるか
自民党は10日、党本部で全国政調会長会議を開き、来春の統一地方選の勝利に向け
て公約作りを本格化させた。また、谷垣禎一総裁ら幹部が都内3カ所で一斉街頭演説を
行った。中国漁船衝突事件の映像が流出した問題や民主党の小沢一郎元代表の国会招致
をめぐる後手の対応などで菅直人政権の支持率が急落する中、自民党は党勢回復の好機
とみて攻勢を強めていく。ただ、次期衆院選の態勢が今も万全ではなく、地方からは党
執行部の消費税増税路線に異論が出るなど、克服すべき課題も抱えたままだ。
「政権の内政、外交両面にわたる不手際は、もはや看過できない。われわれは全力を
挙げて政権を追い込み、打倒していきたい」
谷垣禎一総裁は10日の全国政調会長会議で、菅政権打倒を目指すと宣言、その後も
浅草で政権打倒に向けて気勢を上げた。
谷垣氏ら執行部が政権打倒に意気込みを見せるのには、報道各社の世論調査で菅内閣
や民主党の支持率が下落する一方、自民党の支持率はじわじわ上がり、「公明党、みん
なの党の支持率を足せば民主党の支持率と完全にひっくり返る」(石破茂政調会長)状
況にきたことがある。
ただ、全国政調会議では、消費税増税について地方から「党は幼児教育無償化などを
訴えているが、消費税を上げればできるという説明だけでは有権者はついてこない」
「消費税の引き上げは慎重にしてほしい」などと、統一選の公約に盛り込むことに慎重
な対応を求める意見が出た。
(続く)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)