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○2人殺害切断、男に死刑求刑=「人間の所業と思えず」-裁判員裁判・横浜
マージャン店経営者ら男性2人を殺害し遺体を切断、遺棄したとして、強盗殺人と死体損壊などの罪に
問われた無職池田容之被告(32)の裁判員裁判が10日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれた。
検察側は論告の冒頭で死刑を求刑し、「残虐かつ猟奇的で人間の所業とは思えない」と非難した。
裁判員裁判での死刑求刑は2例目。
公判は午後に弁護側の最終弁論で結審。評議を経て、判決は16日に言い渡される。池田被告は起訴
内容を認めており、焦点は死刑適用の適否に絞られ、裁判員は重い判断を迫られる。
論告で検察側は、電動のこぎりで生きたまま被害者の首を切断したことについて「被害者の恐怖と肉体的
苦痛は想像を絶するという言葉では表現できない」と指摘。動機は覚せい剤密輸の利権を得るためだと
した上、「私利私欲のために何の関係もない2人を殺害し、人間性のかけらも見いだせない」と指弾した。
さらに、極刑を望む遺族感情や社会に与えた影響も考慮すべきだと主張。死刑適用の基準として最高裁が
1983年の判決で示したいわゆる「永山基準」を説明し、「この基準に照らしても死刑を免れない」と述べた。
□ソース:時事通信
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