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日中関係が冷え込むなかで「万博おばあさん」の報道に、ほっとした人も多いはずだ。上海万博に“皆勤”し、
有名になった愛知県瀬戸市の山田外美代さんのことである
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閉幕に際して、温家宝首相も演説で取り上げ、民間交流の役割の大きさをあらためて実感させられた。ただ、
記事をよく読むと、山田さんは61歳。これだけの行動力があっても、何ら不思議のない年齢である。上海の
人々が付けた「万博おばあさん」の愛称に、少し戸惑いを覚えた
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日本語の堪能な上海市民の友人にメールで聞くと、中国では尊敬や親しみの意味を込めて年配の女性を
「〓〓(ナイナイ)(おばあさん)」と呼ぶという。「61歳は確かにやや若いかもしれないが、おかしくないと思う」
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ふと昭和30年代の田舎の光景が浮かんできた。子どものころ、近所の高齢の方を「○○おばあさん」と呼んで、
よく面倒をみてもらったものだ。年齢のことは気にしなかった。血がつながっていなくても「おばあさん」
「おじいさん」は自然な呼称だった
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肉親は別にして、気軽におばあさん、おじいさんと呼ばなくなった背景はなんだろう。長寿社会か、それとも老いの
文化や地域の人間関係の変化が影響しているのか。他人の子どもをあまり叱らなくなったのと、何か関連が
あるのだろうか…。「万博おばあさん」が残した宿題である。さまざまな方の意見を聞いてみたい。
(〓は女ヘンに乃 )
ソース:信濃毎日新聞
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