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内閣支持率、急激なダウンです。今月のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は、
先月より20ポイント余り下がって30.3%でした。ひと月ごとの下落幅としては、
政権交代後、最大です。
調査はこの土日に行いました。まず、内閣支持率です。菅内閣を「支持できる」とした人は30.3%。
一方、「支持できない」とした人は68.1%でした。9月、10月と5割を超えていた内閣支持率は、
再び5割を切ったばかりか、先月から20ポイント余りの大幅なダウン。
ひと月ごとの下落幅としては民主党への政権交代後最大で、
このところ続いた外交問題をめぐる政府の対応への不満が背景にあるとみられます。
その外交問題ですが、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を撮影したものとみられる
ビデオ映像がインターネット上に流出したことをめぐって、8割以上の人が政府の情報管理に
「問題があると思う」と答えました。また、ビデオ映像は、一部の国会議員に限って公開されましたが、
85%は、「当初から一般公開すべきだった」としています。
さらに、政権交代と外交能力の変化については、「政権交代前より外交能力が低下した」が52%。
「変わらない」は44%。「上がった」は1%でした。ただ、およそ6割の人は、今週末に横浜で開かれる
APEC首脳会議の際の会合で、菅総理に日中・日ロ関係の改善を期待するとしています。
一方、政治とカネの問題で国会への招致が焦点となっている民主党の小沢元代表については、
国会で「説明すべき」が8割を超えています。また、貿易自由化を目指すTPP=環太平洋戦略的経済連携協定への
参加問題については、「参加すべき」が54%で、「参加すべきではない」が24%でした。
各政党の支持率は自民党にダブルスコアの差をつけていた民主党が8ポイント余りダウン。
逆に自民党は20%台を回復し、両者の差は3ポイント余りに縮まっています。
URLリンク(news.tbs.co.jp)