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■公開求める野党に乗じた?
投稿は、なぜこのタイミングだったのか。
衆参予算委員会の理事ら一部の国会議員が6分50秒に編集したビデオ映像をみたのが今月1日。
那覇地検に映像の提出を求めてから3週間近くたっていた。映像を見たほとんどの議員は
「漁船が故意にぶつかってきた」と話したが、与党議員からは一般公開に慎重な意見が目立った。
一方、野党議員の多くは公開を強く求めた。投稿者はこうした流れに乗じた可能性もある。
海保や検察の情報管理に不安が生まれ、あと1週間に迫ったアジア太平洋経済協力会議(APEC)
首脳会議への影響を懸念する声もある。海保もAPECの警備に加わる。5日の記者会見でこの点を
問われた鈴木久泰・海上保安庁長官は「答えは控えたい。政府全体として考える話だ」と述べるにとどまった。
■ヒーロー気取り?憂国の士?
「投稿者」の狙いは何か。
東京・霞が関に勤める若手公務員は「あり得ないとは思うが」と前置きしたうえで、「仮に海保や検察から
流出したとすると、(漁船の船長が処分保留で釈放されるという)うやむやなままの決着に納得がいかず、
映像で真実を明らかにしたいと思ったのだろうか」と話す。
専門家の見方も様々だ。情報セキュリティーに詳しい神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)は
「あくまで憶測だが、世論が映像の公開を求める中、自分が正義のヒーローになりたいという気持ちに
かられたのではないか」と話す。
公安系の警察幹部は「日本の現体制を揺さぶることが目的。外交問題に発展しかねない映像をネット上に流せば、
政府への影響は計り知れないと考えたのだろう」。映像は内部協力者から得た、とみる。
ある危機管理の専門家は「民主党政権のふがいなさに義憤にかられ、不満に思った関係者が『憂国の士』の思いで
流出させたのではないか」と推測した。(おわり)