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・沖縄・尖閣諸島近海で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件の映像とみられる
ビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、映像は捜査上、海保が検察側に提出する
必要がある容疑部分を取り出して編集されていたものであることが分かった。
事件の前後には、少なくとも石垣海保所属の3隻の巡視船が合わせて10時間近い映像を
撮影していたとみられる。
一方、ネット上に流出した映像は(1)漁船が操業をしているとみられる場面(2)漁船が巡視船
「よなくに」に衝突した場面(3)漁船が巡視船「みずき」に衝突してきた場面―で構成されている。
海保関係者によると、これらはいずれも違法操業や公務執行妨害など、漁船の犯罪行為の
証拠となる部分に当たる。通常、巡視船が撮影した映像は海保で10~数十分程度の長さに編集し、
検察に提出する。この際に盛り込むのは立件する容疑の部分に限るという。
今回のネット上の映像には、海保が漁船に立ち入り検査をする場面は映っていない。
こうした部分は容疑に当たらないために割愛されるといい、今回もそうした理由で外されたとみられる。
これらの状況から、海保は5日、流出した映像は石垣海保が漁船の船長を立件するために
各巡視船が撮影した映像を編集したものである疑いが強いとみて調査を開始。石垣海保に
本庁警備救難部の課長補佐級の職員ら4人を派遣。映像の管理状況などを調べるとともに、
職員から聞き取りを進めている。6日にはさらに2人増員し、コンピューターの履歴などを集中的に調べる。
一方、馬淵澄夫国土交通相は5日の衆院国土交通委員会で、流出が意図的だった場合、
国家公務員法(守秘義務)違反や窃盗など「犯罪行為」として刑事告発する意向も表明した。
事件当時、海保を担当する国交相だった前原誠司外相もこの日の会見で、映像について
「見た感じではおそらく海保が撮ったものだと思う」と指摘。「政府内部の人間が流出させたので
あれば大変ゆゆしき問題であり、徹底的に調べないといけない。刑事事件としてとことん
捜査しないといけない」と述べた。(抜粋)
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