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映像流出を受けた5日、政府・与党には大きな衝撃が走り、公開を求めてきた野党は
一斉に、政府の情報管理のずさんさに対する批判をぶつけた。2010年度補正予算案の審議をめぐり、
菅直人首相はまたも難題を抱えることになった。
映像を国民に対して非公開とする政府方針を主導してきた仙谷由人官房長官は午前の記者会見で、
「真偽を調査し、必要ならば司法当局の捜査とする判断もしなければならない」と総力を挙げての“犯人捜し”を宣言。
「流出だとすれば、相当大きなメスを入れる改革が、あらゆるところで必要だ」と述べた。
各閣僚からも発言が相次いだが、蓮舫行政刷新担当相は「国会審議に与える影響は小さくないと思う」と懸念を表明した。
実際、野党側は流出を招いた政府に対する批判で燃え上がった。
自民党の石原伸晃幹事長は「直ちに全面公開を求める。補正の審議もどうなるか分からない」
と述べた上で、「担当閣僚は罷免に値する」と法相や国土交通相の問責決議案提出も示唆した。
補正予算案の審議をめぐり大きな影響力を持っている公明党も、井上義久幹事長が「所管大臣の責任だ」と同調。
みんなの党の渡辺喜美代表は「菅政権の内部崩壊そのものだ。一部の国会議員に対して編集されたビデオを見せた
隠蔽体質のツケが出てきた」とこきおろした。
一方、東京都の石原慎太郎知事は「結構ですね。これは内部告発。
みんな知りたいことなんだから」と述べ、映像が国民の知るところとなった事実は歓迎した。
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