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★幹部ら、未明から集結＝「悪夢のよう」対応追われる－会見一転中止・海保
・沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突を海上保安庁が撮影したとみられる映像が
インターネット上に流出した問題で、東京・霞が関の同庁では５日未明から、幹部が
緊急に集まり対応に追われた。
鈴木久泰長官ら同庁幹部は同日午前２時すぎ、幹部の部屋がある庁舎１０階に
集結した。馬淵澄夫国土交通相にも問題が報告され、同庁には関係省庁への
連絡や原因究明の指示が出された。
報道陣が鈴木長官のコメントを求めたのに対し、広報担当者が対応。重なる質問に
「調査中です」と繰り返した。
その後、午前９時から鈴木長官の記者会見を開くとの連絡があったが、同８時前に
なり報道各社に中止が伝えられた。担当者は「状況の詳細を調べ、早く会見
できるよう努力する」「海保だけで判断できるレベルではなくなっている」と強調した。
「悪夢のようだ」。幹部の１人は疲れた表情を見せた。
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