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電話帳を悪用した「オレオレ詐欺」被害から守ろうと、県警とNTT西日本大分支店は、
高齢女性らに電話帳から名前を削除するよう勧める取り組みを始める。
名前の末尾が「子」「江」「代」「栄」「ヱ」やカタカナ表記など、高齢女性と類推される
名前に電話をかける犯行が全国で発生していることを重視し両者が連携する。
県警は今年に入り、電話帳に名前を掲載している女性8人(2日現在)に
オレオレ詐欺目的とみられる不審な電話があったことを確認。
全国的に警察官をかたったオレオレ詐欺の被害が増加している。
被害者の多くは電話帳に名前を掲載。名前で高齢者と類推できることに加え、
電話帳に載っている女性は一人暮らしの可能性が高いため狙われやすいという。
中津市では1日、70~90代の高齢女性3人の自宅に警察官を名乗る男から
個人情報を聞き出そうとする不審な電話があった。2日には大分市の80歳代の
女性が警察官などを名乗る男からキャッシュカードをだまし取られ、
現金80万円を引き出される被害に遭っており、いずれも一人暮らしで電話帳に
名前が載っていたという。
電話帳の名前の削除手続きは電話番号「116」で可能。電話帳に名前を掲載しなくても、
希望者は「104」での番号案内を継続できる。県内では毎年5月に電話帳を
更新しており、2月中旬ごろまでに手続きをすれば来年度分の電話帳から
削除されるという。
「電話帳の情報が詐欺に悪用されている以上、対策を講じなければならない」と
同支店。県警生活安全企画課は「即効性はないが、被害者を減らすために
有効な取り組み」としている。
(一部省略)
ソース:大分合同新聞
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