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日本固有の領土である尖閣諸島に絡み、中国・清の乾隆帝(1711~99年)の
勅命(ちょくめい)で編纂(へんさん)された地理書『大清一統志(だいしんいっとうし)』に、
台湾(府)の北東端が「鶏籠城(現在の基隆市)」と記されていることが、拓殖大学の
下條正男教授(日本史)の調べで分かった。中国は尖閣諸島を「昔から中国の領土で、
台湾の付属島嶼(とうしょ)であった」として領有権を主張しているが、尖閣諸島は
基隆市から、約300キロも離れており、清代から「台湾の一部でない」と
認識されていたことを示す資料として注目される。
*+*+ 産経ニュース 2010/11/04[07:02:11] +*+*
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