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高い経済成長が続く中国での事業の拡大を目指す日本の企業が、日本での就職を希望する中国の大学生を
採用するための面接会が、上海で開かれました。
この就職面接会は、中国で、日本企業向けの採用支援サービスを始めた大手人材総合サービス会社が
初めて開いたもので、上海市内の会場には、日本の飲料品や化粧品メーカー、それにIT企業など
17社が参加しました。今回の面接会は、中国の現地法人ではなく、日本の本社での採用と
雇用が参加の条件となっていて、5000人を超える応募者があり、事前の書類選考で500人に
絞り込んだということです。
面接会場では、黒いスーツ姿の大学生が、企業の担当者から仕事の内容などの説明を受けたあと、
面接試験に臨みました。大学生らは、最初はやや緊張した様子でしたが、途中からは得意の
日本語で、待遇や労働条件などを質問をしながら、自分をアピールしていました。
面接試験に参加した大学生は「グローバルな人材になりたいので、日本でチャンスを見つけたい」とか、
「日中関係の悪化は政治の問題なので、自分の職業選びにはあまり影響はありません」などと
話していました。高い成長が続く中国での事業の拡大を念頭に、幹部候補となる中国人の優秀な人材を
採用したいという日本企業は、年々、増えているということで、面接会を開いた会社では、6日には
北京でも就職面接会を開くことにしています。
NHKニュース
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