10/11/04 00:04:58 /F0RK6l70
>>829
アメリカの医療保険は千差万別、普段の保険料が高い代わりに
実際かかった場合の自己負担はタダ同然、というメニューもある。
老人や子供の一部を除けば自己負担が一律3割で単純化されている日本の
公的保険とは全然違う。それが多様なサービスの「選択の自由」なのか、
無駄に複雑で社会的なトータルコストを増やしているだけと考えるかは考え方の違い。
そもそも日本だって形式上は保険制度だけど、本質的には「税方式」だからね。
保険料は資産や所得に比例した税率の目的税に過ぎないし、それ以外の税金も
「公費」と称して投入している。その負担を国民全体でシャッフルしてるだけ。
保険料は病気のリスクに比例していないし、保険料を滞納してもせいぜい
保険証が資格者証になるぐらいで、保険自体から締め出されるわけでもない。
自治体によってはそのものズバリ「国保税」として徴収している所も多い。
本来の保険は、同程度のリスクを持つ被保険者同士が構成するのが基本で、
リスクの度合いが違う場合は掛け金で差をつけるもの。自動車の任意保険みたいに。