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医療改革法案の通過 ロン・ポールの週刊コラム 2010年3月22日
URLリンク(www.house.gov)
彼らはどういうわけか、生活保護対象者を増大させる事と、お金をすでに失っている医者に払い戻す
支払いを削減することで、この国の医療が改善されると考えています。この政府の曖昧な数学が
実際に医療において現実となれば、何千もの医者たちが経済的に職をやめざるを得なくなると推測
されています。もしも人々が医者を見つけられないならば、強制の健康保険にどんな意味があるのか
聞こうという者は誰もいません。立法における希望と夢は、経済の現実には必ずしも通用しません。
もしも費用が下がれば、政府がこんなにも介入してくる以前はそうすることが出来たように、
もっと多くの人々が自分たちに必要なものを自腹で簡単に支払えたでしょう。
そうはせずに、連邦政府は貪欲な保険会社たちを追いかけて捕まえると称して、皆に彼らの製品を
買うように命じることで、もっと人々を彼らに世話させるつもりです。健康保険会社の顧客にならな
かったという凶悪な罪を犯したことが発覚すれば、誰でも重い罰金を支払わねばならないのです。
これらすべての新たな命令に服従しているか監視し、さまざまな罰金を執行するために、私たちは
16,500人ほど国税庁の職員を雇う必要があるのです。それで政府の言い様は、これは雇用法案でも
御座いますと。この施策で、民間部門には500万人ほど雇う費用がかかりそうだが、気にすんなと。
もちろん、この法案の最も困った面は、これが甚だしい憲法違反であり、自由という理念に反して
いることです。連邦政府が行う権限に道を開く如何なる物も、憲法には存在しません。政府が認可
した会社たちから、特定の製品を買う消費者になるよう、政府が国民に強制するというこの考えに、
建国者たちなら愕然としたことでしょう。
国民には、自分たち自身の生命に対する責任がありますが、自分たちがどのように生きるか、
どのように自分達の生活を守るか、選択する自由もあるのです。医療の選択は自由の一部ですが、
また剥ぎ取られています。