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★自民 政権の外交姿勢を追及へ
自民党は２日の役員会で、菅政権の外交姿勢について、北方領土や尖閣諸島を守れない
状態を生み出しているとして、今後の国会審議を通じて厳しく追及していくことを確認
しました。
この中で谷垣総裁は、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問したこ
とについて、「ひとえに、民主党政権での日米同盟の弱体化に端を発した問題であり、
日本の外交力の低下に危機感を覚える」と述べたほか、中曽根参議院議員会長も「国益
を損ねている今の現状は、ゆゆしき状態だ」と述べました。そして、菅政権の外交姿勢
について、北方領土や尖閣諸島を守れない状態を生み出しているとして、今後の国会審
議を通じて厳しく追及していくことを確認しました。このあと開かれた自民党の総務会
でも、菅政権の外交姿勢への批判が相次ぎ、小池総務会長は記者会見で「民主党政権の
外交には、人・モノ・カネ・情報のすべてが欠けているのではないか。今回のことで、
日本外交の脇の甘さを対外的に示してしまった」と述べました。
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