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★テロ情報流出疑惑に、岡崎トミ子大臣、事態理解せず?記者に「警察のもの?」と逆質問
・警視庁公安部外事3課の内部資料の疑いがある文書がインターネット上に掲載された問題に
ついて、岡崎トミ子国家公安委員長は2日、閣議後の記者会見で、流出文書が「警察の資料か
否かも含め調査中」と報告を受けていながら、「警察のものですよね」と記者に聞き直す
一幕があった。事態をきちんと理解していなかったとみられ、改めて危機管理能力が
問われそうだ。
岡崎氏はまず、「報告は受けています。警察で調査中ということですので答えは差し控えたい」と
したうえで、情報管理の重要性は「きちんと警察に指示している」と述べた。「感想はないのか」と
問われると、「大変遺憾に思っている。情報はしっかりと管理しなければならない。あっては
ならないものだったと思っている」と説明した。
この発言に対して別の記者から「なぜ遺憾なのか。警察の資料ということが前提なのか」と
質問を受けると、「警察で保管されているものかも含めて調査中ということ」と想定問答
通りに回答した。
しかし、「警察のものでなければ遺憾に思う理由は」と尋ねられると、「警察で管理しなければ
ならないものがネット上に出ていると、こういうことですよね?」と逆質問。この後、矛盾に
気付いたのか、「元に戻しまして」とわれに返り、「警察で調査中ですので答えは差し控えたいと
思っている」と繰り返した。
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