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フィリピン国家捜査局は一日、一九八六年に発生した三井物産マニラ支店長、
若王子信行さん(故人)誘拐事件で、指名手配されていたロランド・ファハルド容疑者を
二十四年ぶりに逮捕したと発表した。AFP通信が報じた。
地元メディアの報道では、同容疑者は四十一歳。AFP通信によると、
捜査局は同容疑者が逃亡先のシンガポールからマニラ空港に到着した際に逮捕。
同容疑者には百万ペソ(約二百三万円)の懸賞金が懸けられていた。
同事件では一九九一年に主犯格の共産ゲリラ「新人民軍(NPA)」のメンバー五人が
逮捕され、一部が有罪判決を受けている。
若王子さんは八六年十一月、マニラ郊外のゴルフ場からの帰りに誘拐され、
翌年三月末にケソン市内で解放されるまで約四カ月半にわたり監禁された。
犯人グループは若王子さんの指を切断したようにみせかけた写真や弱々しい声が
録音されたテープを送りつけ身代金を要求した。
ソース:東京新聞
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