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★「政治とカネ」追及に限界=公明の離反懸念-自民
小沢一郎民主党元代表の国会招致を2010年度補正予算案審議入りの条件としていた
自民、公明両党は1日、民主党から小沢氏の招致に向け「環境整備に努める」との
文言を引き出しただけで、矛を収めた。自公両党は審議拒否も辞さない構えだったが、
補正審議入りを1日遅らせただけでトーンダウン。
自公共闘による「政治とカネ」の追及も限界を示した格好だ。
「百点満点が望ましいかもしれないが、いろいろ角度を変えて追い込んでいくことも国会対策上はある」。
自民党の逢沢一郎国対委員長は1日の記者会見で、補正審議に応じる理由を苦し紛れにこう説明した。
自公両党とも補正審議と小沢氏の招致を絡めることでは足並みをそろえていた。
しかし、公明党内からは「いったん欠席すれば、二度と審議に復帰できなくなる」(幹部)と
審議拒否への懸念が強まっていた。
もともと自民党が強気でいられたのは、「政治とカネ」の問題で公明党がいつになく態度を硬化させていたからだ。
両党が「環境整備」の具体的期限を設けずに審議入りに応じたことで、小沢氏招致では攻勢を掛けづらくなったと言える。
自民党には、今年2月に長崎県知事選勝利の余勢を駆って審議拒否した際、
公明党の離反で孤立無援となった苦い経験がある。野党共闘に気をつかう自民党内からは
「最近は公明党に引っ張られてばかりだ」(幹部)との愚痴も漏れた。(2010/11/01-20:09)
時事通信 URLリンク(www.jiji.com)
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