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国後島を「ロシア領として発展」…大統領が確約
【モスクワ=山口香子】ロシア、旧ソ連の最高首脳として初めて
北方領土を訪問したメドベージェフ大統領は1日、約3時間半滞在した国後島で、
島をロシア領として発展させていくことを住民らに確約した。
「地方視察」の姿勢を貫くことで、日本の四島返還要求を強く拒絶した形だ。
日本は領土返還交渉の戦略見直しを迫られる。
タス通信などによると、大統領は雨の中、古釜布(ユジノクリリスク)近郊で
ロシア政府が整備した地熱発電所など7か所を視察した。
旅程の一部では自ら日産自動車製の四輪駆動車を運転した。
同通信によると、島の電力需要の40%を供給している地熱発電所の視察では、
「(国後島の様な遠隔地には)全くふさわしい施設だ。燃料を輸送するよりも優れている」
と述べ、日本が同島に提供したディーゼル発電施設を意識したともとれる発言を行った。
視察先は、港湾施設や水産加工場など、露政府が160億ルーブル(約420億円)を
投じて推進する地域発展計画の枠組みで2007年以降に整備された施設が大半だった。
(2010年11月1日21時50分 読売新聞)
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