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マイボイスコムは2010年10月25日、音楽ダウンロードの利用に関する調査結果を発表した。
それによると調査母体においては、音楽CDなどパッケージ類の購入、曲のダウンロードも合わせた、
音楽視聴のためにかける金額として「1円も使っていない」とする回答者が6割を超えていることが分かった。
500円未満の人も2割に達している。経年データを見る限り、音楽にかける金額は少しずつ減少する傾向が見受けられる。
今調査は2010年10月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1954人。
男女比は48対52で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代31%・40代31%・50歳以上24%。
個人個人の趣味趣向や利用機器によって異なるものの、業界全体としてパッケージCDやDVDの売り上げは
減少する傾向にある。その分、着メロやモバイル端末による音楽ダウンロードデータの売れ行きは伸びているものの、
音楽業界全体の売上は不景気感も後押しする形で、減少しつつあるのが現状。
今調査母体でもその傾向がうかがえる結果が出ている。パッケージ・デジタルを合わせた、
音楽視聴にかける1か月当たりの金額を聞いたものだが、年々減少傾向にあるのがひと目で分かる。
特に気になるのは、500円以上の区分が継続して減少、500円未満は前回まで増加をしていたものの、
今回になって減少、そして1円も使わない人が漸増傾向にあること。少額区分が増加しているのなら
「単価が安いものに移行した」で済むのだが、「ゼロ」が増加しているところを見ると、「無料サービスのみで楽しむ」人が
増えた事を意味する。1円でも使う人と1円も使わない人、差は1円だが(実際には1円で買えるCDも音楽データも無いが)、
その差は果てしなく大きい。
「音楽にお金を使わない」という傾向は、何もパッケージソフトを買わないだけでなく、音楽データのダウンロードでも大勢を占めている。
次のグラフは音楽のダウンロード経験者(調査母体全体の54.3%)に対し、1か月あたりどの程度のお金を使っているのかを聞いたもの。
1円も使っていない人が過半数に達している。
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
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