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菅改造内閣の政務三役(閣僚と副大臣、政務官)計69人のうち5人が、
所管する業界の株式を保有していることが、29日の資産公開などでわかった。
政務三役の服務規律を定める大臣規範に違反はしていないが、識者は
「許認可権限を持つ役職に就いた政治家が所管業界の株を持ち続けるのは好ましくない」と指摘している。
公開資料によると、五十嵐文彦・財務副大臣(61)が保有するのは
りそなホールディングス(りそなHD)株。財務省所管の金融株で1株約640円を
100株(時価約6万円)保有する。鈴木寛・文部科学副大臣(46)も
大阪大学の研究者らが起業したベンチャー企業「創晶」株を24株(非上場)保有していた。
さらに岡本充功(みつのり)・厚生労働政務官(39)が中外製薬株を400株(時価約56万円)、
市村浩一郎・国土交通政務官(46)がJR西日本株1株(同約29万円)を保有。金融庁などを
担当する和田隆志・内閣府政務官(47)も三井住友フィナンシャルグループ
(三井住友FG)株1株(同約2400円)を所有していた。7
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