10/10/30 04:53:38 0
(>>2のつづき)
入札が2000回になれば手数料だけで15万円もの収益になるわけで、人気商品がたびたび
出品される理由もはっきりしている。5万円程度の商品を15万で売るのも簡単なわけだから、
真っ当な商売とはとても言えない。
ペニーオークションをやるかやらないかは、個人の判断です。それにシステムはすべて公開してあります。
―主催者はこう言うだろう。つまり「主催側にはなんの問題もない」というわけだ。実際、そう判断している
からだろうが、ゲームやCD・DVD販売&レンタルの大手GEOも参入したのだろう。
だが、競り合いを基本とするシステムにおいて、入札回数を増やすことが目的とされ、その入札を
有料としている段階で、オークションの本質とかけ離れていることは事実ではないか。
さらに、一部では「サクラの存在」まで指摘されている。落札価格と入札手数料を合算して主催者の
利益が確定するまで入札を繰り返す「やらせ入札者」のことだ。
主催企業が儲かるのは、多くの入札が行われること。決して「多くの件数落札させること」ではない。
それであれば悪質な企業が主催するものに「原理的には」サクラがいても不思議ではない。
自動入札という「新規入札者が出た場合に自動入札する」システムがあることも、こうしたサクラ疑惑を
深めている理由だろう。
利用者の中には「とても安く落札できたし、入札件数も少なかった」と感想を言う人もいるが、
全体を見通せば決してそうでないことに気づくだろう。主催側は出品物トータルで利益を得れば
いいのだから、万一、損が出る商品があってもかまわないというわけだ。
主催者は一単位として75円なる珍妙な設定をし(100円では高く感じる心理がある)、
落札価格の安さばかり強調、まるでユーザーサービスのような顔をしている。
入札者も自分の財布しか見ず、また、落札者となった場合の計算しかしない。
これを「ビジネスモデルだ」とする人もいるようだが、だったら、ギャンブルはすべてビジネス
モデルなのだろうか? ―ならばすぐにも全賭博を合法化すべきだろう。(以上、抜粋)