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ドル円相場が1ドル=70円台突入を視野に入れ、輸出企業は生産の海外シフトを進めている。
国内産業の空洞化に対する懸念が広がるなか、国は1000兆円近い借金を抱えて四苦八苦している。
ビジネスマンに人気の経済・金融小説作家、黒木亮氏(53)は
「民主党政権はあまりに無策。政権運営能力がない」と痛烈に批判する。
急激な円高は輸出に依存する日本企業に大きなダメージを与える。
日本から輸出した製品の代金をドルなどで受け取り、日本円に転換しているため、
円高が進むと為替差損が発生するからだ。
円高対策として、生産の海外シフトが加速。なかには、海外から日本に製品を逆輸入し販売するメーカーもある。
こうした動きは、国内産業の空洞化を招きかねない。
「円高自体は、ユーロもダメ、ドルもダメというなかで、消去法的に円が買われて起きている。
しかし、円高が進むなかで、民主党政権はなんら策を打っていない。これには驚いた。
無為無策で米国や欧州にやられっぱなしで、民主党には政権担当能力がないことが明確になった」
黒木氏は英ロンドンに居住し、執筆活動を続けている。ギリシャの財政・金融危機以降の
英国やフランスなど欧州各国の対応を身近でみているだけに、対応が後手後手の日本政府に
強い危機感を抱いている。
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