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中国が2013年にも独自のロケットで火星探査機を打ち上げる計画を進めていることがわかった。
10月1日に打ち上げた月探査機「嫦娥(じょうが)2号」の成功を受けて、月と同時に火星探査にも本格的に乗り出す。
国営新華社通信などが報じた。
北京で21日に開かれた宇宙開発に関する討論会で、探査機の設計などを担当する中国空間技術研究院の葉培建博士は
「嫦娥1号、2号の成功で、中国はすでに核心技術を手にした」と述べ、独自に火星探査に乗り出す実力があることを強調した。
順調に行けば、13年秋にも探査機を打ち上げ、火星を周回する軌道上から2年ほど表面の探査を行う。
中国はこれまで、ロシアと共同で火星探査計画を進めてきた。09年にロシア製ロケットで中国の火星探査機
「蛍火1号」を打ち上げる計画だったが、ロシア側が打ち上げを延期。
自国の技術でも火星を目指すべきだとの意見が専門家などから出ていた。
2010年10月26日12時36分
アサヒ・コム
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