10/10/26 00:09:44 obfhAFs70
> 麦角菌(バッカクキン)説
> 麦角菌によって全員が錯乱状態となったのではないかと考える者もいた。麦
> 角菌とは、ライ麦などの穀物に付着する菌だが、この菌の持つ毒素は大変強烈
> で、体内に入ると脳の中枢が冒されて猛烈な幻覚症状に襲われることが知られ
> ている。
> 麦角菌に冒された人間は、自分が心の中でもっとも恐ろしいと思っている化
> け物の幻覚に襲われるのである。そのため、場合によっては、恐怖に駆られて
> 自殺に追い立てられることもあるという。
> メアリー・セレスト号の乗員は、朝食時に麦角菌の発生したパンを食べたた
> め、全員が発狂し、恐ろしい幻覚から逃れようとして次々と海に飛び込んだと
> いうのである。
> 今のように保冷技術がなかったかつての長期間航海時代,主食として積まれて
> いた麦が麦角菌に汚染されていたために乗組員が全員幻覚に襲われて海に飛び
> 込んだりしたということも十分に考えられる。