10/10/24 23:20:40 0
(>>1の続き)
党本部で唯一取材に応じた渡辺周選対委員長は「残念だ。厳粛に受け止める」と言葉
少なだった。
「最初から織り込み済みの結果だから…」。ある民主党幹部は平静を装ったが、事態
は深刻だ。
首相が選挙中に「いろんな仲間が(選挙区に)行っていると聞いている」と人ごとの
ように語ったことは党内の評判を一層下げた。官房長官の“悪態答弁”も選挙の足を引
っ張った。
補選敗北は1議席減にすぎないが、政権の「信任度」を占う意味合いが大きい。その
後の政局の行方を示す先行指標でもある。
平成14年10月に衆参7選挙区で行われた統一補選で1勝と惨敗した民主党の鳩山
由紀夫代表(当時)は代表辞任に追い込まれた。
18年の衆院千葉7区補選では民主党候補が勝利した。小泉純一郎首相(同)の勢い
に陰りが見え始め、逆に小沢代表(同)は党内支配を盤石にした。
今後野党が攻勢を強めるのは確実だ。政府は総額5.1兆円の補正予算案を何とか成立
させたいが、自民党は財政健全化責任法案の成立を条件化する。補正予算に理解を示
す公明党さえも、小沢氏の国会招致を実現しなければ審議に応じないとハードルを上げた。
(続く)
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