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★補選敗北、政権浮揚の展望見えず…野党攻勢へ
24日投開票された衆院北海道5区補欠選挙は、自民党前議員が民主党新人を破り、
菅改造内閣の初陣は敗退に終わった。
政権浮揚のきっかけをつかめないまま政府・与党は2010年度補正予算案の成立を
最優先する構えだが、攻勢を強める野党との協議は難航が予想される。
民主党の渡辺周選挙対策委員長は24日夜、党本部で記者団に対し、補選敗北につい
て「非常に残念な結果だ。スピード感を持って政権交代の成果をしっかり見せていかな
いといけない」と強調した。
こうした表向きの発言とは裏腹に、民主党内には危機感も漂っている。幹部の一人は
24日、「候補者の問題以上に民主党政権に対する失望感が大きい。前回衆院選で民主
党に来た無党派層が相当自民党に戻っている」と指摘した。
(中略)
◆民主党内の反発◆
今回の補選は、民主党にとって小沢氏が選挙戦に関与せずに臨んだ国政選挙という意
味合いもあった。
(中略)小沢氏を支持する議員は24日「菅政権が何をしたいのか全く分からないのが最
大の敗因だ」と指摘。さらに「来春には統一地方選があるのに環太平洋戦略的経済連携
協定(TPP)で農業の貿易自由化を進めるといい、地方の不安をあおっている」と政
権批判を鮮明にした。
ベトナム訪問中の鳩山前首相もハノイ市内で記者団に「首相官邸は勝ち負けを度外視
して全力投球してほしかった」と述べ、首相が選挙期間中に現地入りしなかったことを
批判した。
首相に近い議員からも「菅首相のもとで早期に衆院を解散しようという意見は完全に
消えた」との声も上がっている。(政治部 海谷道隆、池田慶太)
■ソース(読売新聞)(2010年10月24日22時51分)(中略部分はソースで)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)