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名古屋市で開会中の国連地球生きもの会議で、大西洋では
クロマグロ、南極海ではマゼランアイナメなど、遠洋域でも乱獲で
生態系が脅かされている現状が、NGOなどから相次いで報告されている。
NGOや研究者らは23日を「オーシャンズデー」と位置づけ、
海の生物多様性を守るため、海洋保護区の充実を求める「ナゴヤ海洋声明」をまとめ、発表する予定だ。
ファストフードで出回る白身魚。正体は、体長が2メートル近くになる
タイセイヨウカラスガレイなど。南極大陸周辺の海にすむマゼランアイナメや、
南半球が主産地のホキは、乱獲が続き資源が危ぶまれているという。
岩見哲夫・東京家政学院大教授は「マゼランアイナメは成長が遅く、
卵を産めるようになるのに10年かかる。無届けの違法漁業による資源の減少が心配される」と話す。
国内の環境団体などが連携する「生物多様性条約市民ネットワーク」は
こうした内容を伝える冊子を会場周辺で配布、深海魚オレンジラフィーが
白身魚として欧米で人気を集め、すっかり減ったことも紹介している。
冊子は「知らずにいると食べ尽くしの責任を負うことになるかもしれません」と結んでいる。
以下フィレオソース
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