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★【国際】 米軍機密文書はイラクの「真実」 告発サイト創設者が会見
【ロンドン共同】民間人6万人以上が死亡していたことなどを示す
イラク戦争関連の米軍機密文書約40万点を22日にインターネットで公開した
民間の内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏が23日、
ロンドンで記者会見を行い、公開した文書はイラクの「真実」を伝えていると主張した。
同氏は「戦争の真実に対する攻撃は、戦争が終わってからも続く」と述べ、
存在が否定されてきた死者数の記録や、イラク当局による虐待を
米軍が無視してきた実態を明らかにした今回の文書公開の意義を訴えた。
ウィキリークスは7月にアフガニスタンでの戦闘に関する駐留米軍などの機密文書約7万6千点を公開した際、
米軍へのアフガン人情報提供者の実名が暴露されたことなどから、米政府を含め一部から強い批判を受けた。
今回はその教訓を踏まえ、文書に含まれる個人名のうち報復を受ける可能性のある人物の名前を削除した。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)
★米軍機密文書のポイント
【ロンドン共同】ウィキリークスが公開したが公開したイラク戦争に関する米軍の機密文書について
米英メディアが伝えたポイントは次の通り。
一、イラクでの2004年1月から09年末までの死者は約10万9千人。うち約6万6千人が民間人。
一、数百人の民間人が米軍の検問所で殺されたとみられる。
一、07年、26人のイラク人が米軍ヘリの攻撃によって殺され、うち半数は民間人だった。
一、07年、投降しようとしたイラク人2人をヘリから射殺した。
一、イラク当局による虐待や拷問、殺人に関する数百件の報告が現場の米兵から上げられたが、米軍は調査を行わなかった。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)