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★激突:衆院道5区補選 自衛隊票、攻防熱く 自民牙城に挑む民主 /北海道
衆院道5区補選(24日投開票)で、「自衛隊のマチ」、
千歳、恵庭両市の自衛隊票の行方が焦点の一つになっている。
これまで自民党の地盤だった両市だが、民主党は政権与党の強みも生かして
自衛隊員への食い込みに力を注いでいる。【円谷美晶、岸川弘明、和田浩幸】
「おはようございます」「ご苦労様です」--。投開票(24日)まで1週間を切った
18日早朝の千歳市の陸上自衛隊東千歳駐屯地前。民主新人の中前茂之氏(38)と
自民前職の町村信孝氏(66)の両陣営が場所を奪い合うかのようにのぼりを掲げ、
出勤する自衛隊員らに支持を訴えた。大きな声で名前を連呼する中前氏に対し、
町村氏は約30メートル離れた所で静かに手を振り続けた。
計6カ所の自衛隊駐屯地・基地がある千歳と恵庭。両市によると、
自衛隊員や家族ら関係者が千歳で人口(9月末時点9万3635人)の約26%、
恵庭では人口(同6万8809人)の約20%を占める。
隊員の多くは選挙を「政治に意見を反映させられる唯一の場」(地元陸自幹部)と考え、
投票率も8~9割に達すると言われる。特に、投票率が低くなりがちな補選では
自衛隊票が勝敗を左右しかねない。
中前氏は告示前から千歳市内の3駐屯地・基地を回り、各部隊の幹部らと
懇談するなど積極的に動いてきた。懇談は5区の民主候補としては初めてという。
恵庭では地元市議らが毎朝、市内3駐屯地前で朝立ちを続ける。
「回数を重ねるごとに目を合わせたり、手を振ってくる隊員が多くなった」と手応えを感じる中前氏。
選対幹部は「千歳と恵庭は自民の牙城。ここを切り崩せば流れが変わる」と意気込む。(続く)
毎日新聞 URLリンク(mainichi.jp)
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