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鹿児島県奄美大島の豪雨災害で、奄美市名瀬のNPOが運営するコミュニティーラジオ放送局
「あまみエフエム ディ!ウェイヴ」(77.7メガヘルツ)が大活躍している。
交通が遮断され電話がまったく通じないうちから唯一の情報源として、孤立した被災者を24時間励まし続けている。
「被災者のみなさん、もうしばらくの辛抱ですのでキバティクリショレ(頑張ってくださいね)」
23日昼過ぎ、パーソナリティーの中原優子さん(38)は、復旧作業の進み具合や給水ポイント、気象情報、
リスナー(聴取者)から電話・メールで届く励ましのメッセージなどを紹介した後、奄美方言で語りかけた。
ラジオ局は奄美市のNPO法人「ディ!」が2007年5月に開局。島北中部を放送エリアに、ふだんは身近な話題や
島出身歌手の歌などを流している。
09年に奄美市と災害協定を結び、台風時などは24時間態勢の特別番組で災害情報を提供してきた。
豪雨災害でも20日昼から特番に切り替えたが、数日に及ぶ情報発信は初めて。総勢11人のスタッフが手分けして
市対策本部に張り付いたり、行政機関に問い合わせたりして情報を集めるほか、リスナーからも被災や道路渋滞などの情報が寄せられる。
NPO理事長の麓(ふもと)憲吾さん(39)が、その内容を見て選んだ上で、3人のパーソナリティーが交代で読む。
オペレーターの元井庸介さん(28)は、豪雨による濁流や土砂にのまれた奄美市住用(すみよう)町城(ぐすく)出身。
両親と連絡が取れず、不安を抱えて放送を続けたが、22日朝、父が無事を知らせに来てくれ、うれしくなった。
「(以前から)台風の時はラジオが頼りだった。被災している人がどんな情報を聴きたがっているのか、わかっているから、
励みになるような情報や歌を流したい」
全文はソースで
2010年10月24日7時30分
アサヒ・コム
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