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民主党の小沢一郎元代表(68)系議員が、政策を軸に菅直人首相(64)への逆襲を始めた。飛び道具として着目したのが、
日本の農業に打撃必至な環太平洋パートナーシップ(TPP)の交渉参加問題だ。21日の反対集会には、
鳩山由紀夫前首相(63)や小沢ガールズら約110人が結集。政策的裏付けや根回し抜きに交渉開始を宣言した
菅首相の足下を見透かす形での“宣戦布告”なだけに、党内では「倒閣運動になる可能性もある」(中堅)との危機感も出ている。
「こりゃ皆さん、党内政局じゃないよ!これは国益の問題だ!」。21日夕に開催された「TPPを慎重に考える会」の冒頭、
「反小沢系」の渡部恒三元衆院副議長(78)はこう力を込めたが、パラパラの拍手が逆にむなしさをあおりたてた。
会長には菅改造内閣でお役御免になった山田正彦前農水相(68)、幹事長は鳩山グループの松野頼久前官房副長官(50)が就任。
会場は、鳩山氏や山岡賢次副代表(67)のほか、「小沢ガールズ」の三宅雪子(45)、福田衣里子(29)両衆院議員ら小沢系議員で埋まった。
鳩山氏は「(小沢系の)松木謙公衆院議員(51)が『てーへんだ!てーへんだ親分!』と来られたので参加した」と語りながら、
「むやみやたらと関税を撤廃していい話にならない」と批判。山田氏も「菅首相が突然TPP参加といわれ、
大変心配している」と独走ぶりを糾弾した。
さらに、国民新党の亀井静香代表(73)も助っ人で参加し「TPPかPTAか知らないが、総理が参加を決めるなら、
われわれは吹けば飛ぶような政党だが、事前に協議いただくのが仁義でないか」と、菅官邸の根回しの無さを猛批判。
最終的に「拙速な参加表明には大きな懸念を表明する」との緊急決議を採択し、会合は大いに盛り上がった。
ソース 夕刊フジ
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(続)