10/10/22 14:25:16 J8vPOlJW0
参考までに中国の脅威に備え軍拡する東南アジア諸国
パラセル(中国名・西沙)諸島でも中国と対峙(たいじ)するベトナムは、ロシア製戦闘機
スホイ30を12機、キロ級潜水艦を6隻購入することを決めている。
ベトナムは米国との軍事・経済協力を急速に深めているが、中国側は「ベトナムは交戦も
辞さない構えで、米国の力により中国を牽制(けんせい)する考えだ。しかし、中越が正面
から対立すればどんな国の空母もベトナムを守れない」(中国紙環球時報)と威嚇する。
マレーシアは、スホイ30に加え、欧州のスコルペン級潜水艦を導入する。
インドネシアはミサイル駆逐艦の建造に着手するほか、スホイ30とロシア製などの潜水艦
12隻を配備する計画。
ワシントン・ポストなどによると、インドネシア領ナトゥナ諸島沖合で6月下旬、インドネシア
海軍に拿捕(だほ)された中国漁船をめぐり、中国が、軍艦を改装した大型漁業監視船を
急行させ、拿捕した漁船を解放しなければ攻撃すると威嚇したという。警備艇を派遣した
インドネシア海軍は結局、漁船を解放したとされ、中国に対する不満は高まっている。
中国は軍事戦略を念頭に、インド洋周辺国で港湾整備を支援する「真珠の首飾り」戦略を進め、
先月にはスリランカのハンバントタで港湾施設をほぼ完成させるなど、隣国インドを刺激している。
インドは、中国軍が建造を進める空母が将来、南シナ海だけでなくインド洋に進出することを
強く警戒しており、ロシアから戦闘機ミグ29や軽空母を購入した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)