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・《東京・秋葉原の耳かき店店員、江尻美保さん=当時(21)=ら2人を殺害したとして
殺人などの罪に問われた元会社員、林貢二被告(42)の裁判員裁判第3回公判》
《質問はいよいよ核心である犯行当日の状況に入る》
弁護人「犯行当日の朝は起きて何をしましたか」 被告「歯を磨いて顔を洗って着替えて…」
弁護人「どんな思いがありましたか」
被告「前日から同じことを繰り返し考えていました。『なんでだろう、次はどうしよう、もうだめなんじゃないか』とか」
弁護人「怒りはありましたか」 被告「それもありました」
弁護人「あきらめは?」 被告「それもありました」
弁護人「でもあきらめられなかった?」 被告「そうです」
《林被告は自宅にあったハンマーと刃物2本をカバンに入れ、東京・西新橋の江尻さん宅へと向かった》
弁護人「美保さんの家に着いて、すぐ家の中に入りましたか」
被告「いえ、まだそこまで気持ちが固まっていたわけではなく、まだいろんな思いがめぐるのが
続いていました」
弁護人「それはどんな思いでしたか」
被告「許せないという思いと、あと…刃物をカバンに入れているということでものすごい緊張状態でした。体と心が浮かれた状態でした」
弁護人「江尻さんたちが朝ご飯を食べていたらどうしようと?」
被告「そういうことを考えて想定していく精神状態ではありませんから、シミュレーションは一切していません」
《他人事(ひとごと)のように淡々と答える林被告を、裁判員たちはじっと見つめる》
弁護人「2階に行けば美保さんに会えると思いましたか」 被告「そう思いこんでいましたね」
弁護人「犯行後はどうしようと?」 被告「それも考えられなかったです」
弁護人「考えようとしたけどできなかった?」
被告「いや、視野が極端に狭い状態ですから、どうするか、どうなるかを考えられる状況じゃない。頭の中は飽和状態というか…」
(>>2-10につづく)
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