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日本文化の効果的な海外発信に知恵を貸して―。
経済産業省のクール・ジャパン室が、こんな呼びかけをしている。役立ちそうな案は来月2日に
開かれるフォーラムで提案者に発表してもらい、日本文化の発信戦略に取り込む。
審査委員長はヒットメーカーの秋元康さんだ。
同室は、アニメや漫画に限らず、工業デザインや伝統工芸品、日本食やファッションなど多様な
日本の文化を「クールジャパン(かっこいい日本)」として、海外に発信することをめざしている。
有識者の会議を立ち上げ、今年度中に発信戦略をまとめる予定だ。戦略作りには一般の人の知恵も借りようと、
コンテスト形式で公募することにした。
室長補佐の高木美香さん(30)も自らアイデアを練っている。例えば、「翻訳者を大量に養成し、
日本の漫画やゲームを瞬時に翻訳する」「お米と炊飯器のセットを成田空港で販売」「外国人の投票
による日本みやげのコンテスト」―。その上で「これよりもクールな案をぜひ考えてほしい」と話している。
フォーラムは、東京都新宿区の明治神宮外苑の特設テントで開かれる。秋元氏のほか脳科学者の
茂木健一郎氏らの司会で、アイデアを紹介していく。応募の締め切りは今月20日午後5時まで。
詳細はフォーラムのサイト(URLリンク(www.cj-conference.jp))。
[朝日新聞]2010年10月18日17時24分
URLリンク(www.asahi.com)