10/10/18 12:15:01 0
秋の叙勲で、元公明党委員長の矢野絢也氏(78)の受章が内定したことが18日までに分かった。
政府関係者が明らかにした。公明党OBの受章は異例。
矢野氏はここ数年、党支持母体の創価学会と関係がこじれており、
公明党が菅政権に不信感を強めるのは間違いない。
参院与党過半数割れの「ねじれ国会」で、野党との連携構築にも影響が出る可能性がある。
受章は11月初旬に正式発表される。矢野氏には主要政党党首を務めた功績で、
各省事務次官や大使、主要大学学長経験者らに与えられる瑞宝大綬章が有力。
既に内々に打診したもようだ。
菅直人首相は参院選大敗後、公明党との協力関係を模索しているが、反発を呼ぶ
矢野氏への叙勲はその障害となりかねない。公明党サイドには、首相と仙谷由人官房長官が、かねて
公明党と創価学会の関係に批判的だったことから官邸の意向が働いたのではないかとの見方がある。
公明党OBでは、矢野氏以外でも叙勲対象となる閣僚経験者などがいるが、調整段階で固辞するのが慣例。
党幹部は「叙勲目当てに政治活動しているわけではない」と説明。党創設者ながら日本で叙勲をまだ受けていない
創価学会の池田大作名誉会長への配慮との指摘もある。
例外は、やはり引退後、創価学会側と関係が悪化した竹入義勝元委員長が1996年、
勲一等旭日大綬章を受けている。
矢野氏は衆院当選9回。86年から89年まで委員長を務めた。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)