10/10/17 20:03:32 cooxlaZwO
反日デモが各地で展開される理由は自国民のガス抜きと中国の孤立化解消だ。
尖閣諸島の一件からはじまった中国政府のレアアース輸出停止処置は一気に世界から信用を失った。
経済開放を自称してきた中国だが外交問題を理由にして直ちに輸出を止めるようなやり方は
諸外国から非自由市場の烙印を押され確実に投資を鈍らせる結果となる。
また中国政府が最も恐れるのは国内世論であり政策に対する国民の憤りは反政府運動の気運を高め
偶然にも共産党が政治犯として収監している活動家にノーベル平和賞が授与されたこともあり
それを機に民主化運動が活発化する事態になりかねない情勢だ。ではどうするか。
まず何としても尖閣諸島問題における中国の正当性を国内や諸外国に示さねばならず
南シナ海におけるベトナムとの領有権問題を意図的に主張しシナ海の覇権を理由付ける。
一方で自国民を利用して尖閣問題を絡め対日(国民にとって反日)デモを扇動すれば
怒りの矛先は共産党独裁政府ではなく自然に日本へと向き諸外国へのアピールともなるはずである。
つまりは全てが中国共産党の苦肉の策なのであり我々日本人が見逃してならない事は
中国人が潜在的に持っている反政府意識と民主化を渇望する意思に他ならず
いま我々が見ている中国人の反日活動をそのまま鵜呑みにして反応するのは早計と言えるだろう。