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★前特捜部長ら懲戒免職へ 証拠改ざんで法務省
大阪地検特捜部の証拠改ざん隠ぺい事件を受け、法務省が犯人隠避容疑で逮捕された前部長
の大坪弘道容疑者(57)と元副部長の佐賀元明容疑者(49)を拘置期限の21日にも懲戒免職
とする方針を固めたことが15日、検察関係者への取材で分かった。
2人は容疑を一貫して否認。懲戒免職された場合、弁護団は人事院への不服申し立てなど対抗
措置を取るとみられる。
法務省は、2人の上司だった小林敬検事正、玉井英章前次席検事(現大阪高検次席検事)の
監督責任を問い、月内に懲戒処分とするほか、体制刷新のため全国規模の人事異動を断行する
見通し。
また最高検は15日、証拠隠滅罪で起訴した元検事前田恒彦被告(43)=懲戒免職=の改ざん
がどこまで報告されたかを調べるため、大阪高検の中尾巧前検事長=今年6月に退官=に
初めて説明を求めた。
中尾前検事長は共同通信にこれまで「改ざんは報道で知って驚いた」と話しており、同様の説明
をしたとみられる。
今年1月まで大阪地検検事正だった三浦正晴福岡高検検事長らも事情を聴かれており、法務省
は監督責任が及ぶ範囲の確定を急いでいる。
共同:URLリンク(www.47news.jp)
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