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伊東市の伝統的イルカ漁法「イルカ追い込み漁」を行っている「いとう漁業協同組合」(同市)に対し、漁を
やめるよう脅す電子メールを送ったとして、伊東署と県警公安課は来週にも、奈良県内の設備工事業の男(51)
を脅迫の疑いで、静岡地検沼津支部に書類送致する方針を固めた。15日までの捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は6月中旬、自宅のパソコンから同漁協のホームページに接続した上、「夜1人で
外出しないほうがいい」「おまえたちを真剣に狙っている輩(やから)がいる」などとイルカ漁の中止を求める
電子メールを送り、メールを閲覧した漁協関係者3人を脅した疑いが持たれている。県警によると、男はインター
ネットでイルカ漁の反対団体のホームページを見て犯行を思いついたという。容疑を認め「イルカがかわいそう
だと思った」などと話しているという。
現在、国内で「イルカ追い込み漁」を行っているのは伊東市と和歌山県太地町の2カ所だけ。同市では1900年
ごろから漁が始まり、最盛期には年間1万頭を捕獲していたが、ここ数年は近海でイルカの群れがほとんど見られず、
2004年以降、捕獲の実績はない。今年も9月から漁期に入っているが、捕獲はないという。イルカ漁は、米国の
ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」などによって波紋を広げ、同漁協にも「漁が残酷だ」などと国内外からメール
が寄せられているという。
ソース:静岡新聞
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